膝を思い切りぶつけたらあざができただけで体の神秘を感じるほどの精神状態
今日、バイト中に思い切り膝をぶつけました。
コーヒー屋でバイトしていると、よく
「え〜おしゃれ!」
「良いな〜」
「カフェ定員とか憧れる!」
「うらやましいな〜」
ってめちゃくちゃに言われます。
確かに、スタバに行くと綺麗なお姉さんがレジ対応をしてくれるし、いつもニコニコしてるし、あれは憧れる。
私の働くコーヒー屋もまた大手のチェーンで、"スタバのような働き方"ができると思って面接を受けたのが昨日のようだ。
あれから1年半、現在のところ"スタバのような働き方"ではない。
全くそうではないといえば嘘になるし、もちろんニコニコ接客はしている。
とにかくお客さんが多い。綺麗に化粧をしたところで、崩れるほどには忙しい。
開店した途端にワンサカお客さんが流れ込んできた。戦いの火蓋が切って落とされた、そんな感じである。
レジで会計をしながらオーダーを通し、ラテを作りながらパスタを作る。暑い、暑いのだ。お客さんは寒いのかもしれないけど、キッチンは戦場なのだ。
そんな中、お客さんのパスタを運ぶときに扉に膝を思い切りぶつけた。
結構派手にぶつけて、思わずパスタがひっくり返りそうになったのをグッと堪えた。
私は膝よりも、パスタを選んだのだ。
誰か褒めてください。
そんなパスタに負けた私の膝をお風呂に入りながら眺めると、あざができていた。結構目立つのでしばらくはスカートが履けなさそうである。
触ると痛い、結構ひどいアザになりそうな予感がする。
でもパスタは無事にお客さんの胃袋に入ったので、それはそれで良いやと思う自分がいて、結局はスタバのようなホスピタリティを私は持っていた。
ということで、今日はパスタに負けた膝をしっかり抱えて寝ることにします、良い夢みましょうね。